有吉佐和子「出雲の阿国」にインスパイアされた踊りの根源を求めた新作。ミュージシャン、チンドン奏者とともに2024年最後を締めくくります。
◆主催◆
一般社団法人セッションハウス企画室
◆協力◆
NPO舞台21、ROCKSTAR有限会社
◆助成◆
芸術文化振興基金
2024/02-07トーキョーミコシ特設サイト
2023/09-2024/03 ダンスブリッジ2023特設サイト
2023/04-06 Boiling Mind3.0特設サイト
マドモアゼル・シネマは少女期の記憶の物語を紡ぐダンス集団。東京・神楽坂セッションハウスの劇場付舞踊団として1993年に設立。 作品を国内外に届ける活動“旅するダンス”を継続。仏、独、ブルガリア、オーストリア、ルーマニア、ポーランド、ポルトガル、韓国、メキシコ、エチオピア等、各地で公演活動を展開。 重心の低い躍動的な動きと少女期の記憶を紡ぐダンスは、日本人の身体伝統を受け継ぐ現代のダンスとして評価を得ている。 主宰伊藤直子は、一人ひとりの記憶と体を創作の基とした作品をダンサーと共に共同創作。原案振付演出を担当し、“個から見える普遍”で創るダンスシアターとして毎年数作品発表。 またセッションハウスダンス部門プロデューサーとして年間40企画超のダンスプログラムを立案実施、コンテンポラリーダンスの普及と活性化に努める。 2008年、伊藤直子『不思議な場所』振付が第63回文化庁芸術祭新人賞受賞。2011年、ポーランド・グリフィノ国際演劇祭にて最優秀作品として観客賞受賞。 世界三大フェスティバルのシビウ国際演劇祭に2008年、アヴィニョン演劇祭に2013年参加。 “日いずる国から来たエネルギー溢れるダンス”等、その独自性が注目された。
鹿児島県出身。'71年に東京で渡辺モダン・ダンス・カンパニーに入団、数多くの公演に出演。 '87年にフリーとなり、独自の活動を開始。 '91年に東京・神楽坂にダンスのための小劇場「セッションハウス」を設立。 同年、企画制作のための非営利集団「セッションハウス企画室」の設立に参画。 ダンス部門のプロデューサーとして活動を開始。 '93年にマドモアゼル・シネマを結成し、振付・演出を担当。 ひとりひとりの記憶を創作の基とし、”未来を志向するノスタルジア”をキーワードとした作品を創作。 “人生と生活に根をおろしたダンス”と評されるダンス作品群を毎年数回発表。 拠点劇場セッションハウスはもとより、国内外の巡回公演、フェスティバル等で有機的な日本女性のからだと動きを提示し、各地で好評を得る。 また、若手ダンサー育成プログラムを数々と立ち上げ、次代を担う振付家を数多く輩出している。 2005年全国税理士共栄文化財団より「第13会地域文化賞」を受賞。